全国大会

次回第13回全国大会は、島根県松江市で開催予定です。

過去の全国大会

発会記念フォーラム

平成14年7月 東京都中央区日本橋 (250名)

発会記念フォーラムにっぽんルネッサンス
「街道からの“にっぽんルネッサンス”」運動のスタート。道づくりにおける街道コンセプトの復権。

平成14年度 第1回全国大会「萩大会

平成14年11月 山口県萩市(450名)

第1回全国大会「萩大会」「原点認識 足下出発」
明治維新の震源地「萩」から、街道維新、道維新(新しい道哲学の確立)を発信する。

平成15年度 第2回全国大会「静岡大会」

平成16年2月 静岡県富士川町(450名)

 第2回全国大会「静岡大会」街道400年、そして未来の道
〜 新・街道学のススメ 〜

これまでの街道ルネッサンス運動を踏まえ、街道の現代的価値を見直し、未来への新たな道論を興す街道ルネッサンスを次のステージへ。

平成16年度 第3回全国大会「羽州街道・上山大会」

平成16年10月 山形県上山市(700名)

第3回全国大会「羽州街道・上山大会」山の向こうのもう一つの日本
〜 みちが繋ぎ、結ぶいくつものくに 〜

豊かで多様性に富むいくつものくにを繋ぎ、結んできた街道。街道が繋ぎ、結び、育んできた地域の歴史、文化、風土を基盤に地域自らの力で将来像を描く。

平成17年度 第4回全国大会「四国大会」

平成17年11月 愛媛県松山市(600名)

 第4回全国大会「四国大会」新・南海道談義
〜 四国「廻りの道」「巡りの旅」 〜

かつて四国は南海道と呼ばれた大動脈に位置し、海の道、陸の道を通じた往来によって独自の文化や景観を育み、四国ならではの「巡りの旅」と、それを支える地域と人々の仕組みがあった。「廻りの道」と「巡りの旅」のルネッサンスをテーマに、四国から道文化の再生を発信する。

平成18年度 第5回全国大会「飛騨高山大会」

平成18年11月 岐阜県高山市(1300名)

 第5回全国大会「飛騨高山大会」「道」新時代
〜 まちの風格、みちの品格。 〜

全国街道交流会議「全国大会」では、日本固有の往来遺産である街道をテーマに、道の果たす役割や道と地域、道と人との関係などを様々な視点から考え、提案してきた。道路行政を取り巻く状況や、道に対する国民や地域のニーズが大きく変化するなかで、道本来のあり方や道によって開かれる新たな地域の姿が模索されている。
街づくり、道づくりが「量の充足」から「質の満足」へとその変革を迫られている今、美しい国土づくりのためにも、あらためて“まちの風格”と“みちの品格”を議論する必要がある。街道の十字路として日本の東西南北をつなぎ、文化遺産観光の先進地である岐阜県高山市で開催する第5回全国大会では、「巡り」から「結び」へ向けて、これまでの全国大会で語られた議論や提案をさらに深め『道・新時代』の姿を明らかにしていく。

平成20年度 第6回全国大会「高岡大会」

平成20年8月 富山県高岡市(500名)

第6回全国大会「高岡大会」「千年往来」
〜 アジア廻廊の創出に向けて 〜

天平の時代、大伴家持は越中守として、奈良の都から越中国府まで300キロもの道を辿った。その道のりの遠さは道中の風景とともに家持の中に強い印象となってとどめられたのか、「玉桙の道」として数多くの歌を残した。はるか遠く国家としての道が意識され始めた頃、1300年もの昔のことである。
古代から近代・鉄路の時代が到来するまでは、日本海がわが国の交通の大動脈であった。この100年、交通の中心的役割は太平洋側にあったが、今、東海北陸自動車道という強大なダイナミズムを持つ新墾(にひばり)の街道(みち)がこの地に生まれようとしている。
新たな街道によって、太平洋文化圏と日本海文化圏が結ばれ、新・アジア廻廊ともいうべき文化・経済の一大交流軸が誕生する。
大伴家持の古代から、前田藩の近世、そして現代。1000年を超える長きにわたって、積み重ねられてきた人や文化の往来とそれに育まれた風土を見つめ直し東海北陸-道によって開かれる“環日本海の世紀”を考える。

平成21年度 第7回全国大会「鳥取大会」

平成21年11月 鳥取県鳥取市(500名)

第7回全国大会「鳥取大会」街道と地域再生
奈良の都・佐保路を離れ、国守として大伴家持が因幡国へ赴いて1251年。古代、山陰道に位置した国々はひとつの「環日本海文化圏」の中で大陸と交流するフロントであった。
新たな街道である鳥取自動車道の開通により、山陽や近畿圏、さらには全国と強くかたく結ばれる因幡国。古代官道や近世の街道を通じた人、物、情報の往来によって育まれた独自の文化が再び光を放つ。
わが国全体が経済不況に沈むなか、日本古来の文化や技術の持つ潜在力が注目されつつある。この機を文化力をもって国が立つ好機だととらえれば、地域固有の文化の持つ意味にははかり知れないものがある。街道地域が有する伝統に革新の風を吹き込み次代を担う地域価値を創造するために往来やそれによる交流の果たす役割は大きい。
まちをつくり、結び、地域文化のゆりかごとなった往来の再生と地域の自立の道を因幡国から提言する。

平成23年度 第8回全国大会「浜松大会」

平成24年1月 静岡県浜松市(400名)

第8回全国大会「浜松大会」〜街道がつなぐ歴史・絆・未来〜
江戸時代、徳川家康公により整備された五街道のひとつが東海道である。京都・三条大橋へ向かう東の起点である日本橋は、今から100年前の明治44年4月に架け替えられたものである。同じ年の7月、市制施行により浜松市が誕生した。
かつて浜松は東海道の宿場町として、また徳川家康公が29歳からの17年間苦節の時代を過ごした浜松城の城下町として栄えた。明治44年、人口3万6千人で市制を施行して以来、戦争の惨禍をも乗り越えものづくりのまちとして発展し、12市町村の広域合併を経て平成19年4月には人口82万人の政令指定都市・浜松が誕生した。
静岡県西部に位置する遠州地域、愛知県東部の東三河地域、長野県南部の南信州地域からなる三遠南信地域は、三県の県境に位置し、塩の道でもあった「秋葉街道」、「東海道」や「姫街道(本坂通)」などの街道による往来を通じて、土地と土地、人と人とのつながりの歴史が刻まれた地域である。
今、本地域では、東西軸を成す新東名高速道路や新たな南北軸として期待される三遠南信自動車道の整備が進み、一部供用開始の時期を迎えている。
大会では、新たな交流結節点となる浜松市や県境を越えた三遠南信の地域づくりの実践をケーススタディとしながら、古来より街道が育んできた歴史・文化、住民、各地域の絆を背景とした、連携による地域資源の活用や地域の自立、新たな交流軸と地域の発展、さらには災害の歴史を教訓とした防災対策など未来につながる提案を行う。

平成24年度 第9回全国大会「萩往還・山口大会」

平成25年2月 山口県山口市(500名)

第9回全国大会「萩往還・山口大会」街道維新ー街道とまち、むら再生ー
『観光』の語源は、易経にいう「国(地域)の光を観る」ことにあるという。
幕末、諸国『観光』の志をもって多くの志士たちが街道を旅し、さまざまな日本を発見していった。
未曾有の災害のなかにあって、日本古来の絆が見直されいくつもの環がうまれることで、再生の芽生えがおきつつある。
かつての志士たちは言うであろう。地域再生の知恵は足下(そっか)にある、と。
国土を結び風土を創った古道・街道に温(たず)ねて、新生の方法(みち)を知る ー 。
日本を深める旅への出発を、維新の道『萩往還』で提案する。

平成27年度 第10回全国大会「若狭路大会」

平成27年10月 福井県小浜市(300名)

第10回全国大会「若狭路大会」街道が繋ぐ「出会い」のまちづくり
舞鶴若狭自動車道を交流の軸とした新たな往来・連携による地域づくりを全国に向け発信し、御食国(みけつくに)若狭の自然や歴史・伝統文化、さらにそれらを結ぶ街道を活かした観光ブランドの構築と広域交流による地方創生に貢献していくことを目的に開催した。

平成28年度 第11回全国大会「福島大会」

平成28年11月 福島県福島市(600名)

第11回全国大会「福島大会」街道復興〜東北のまち、みち再生
街道を通して、人と地域の往来を見直し連携・交流を進め、まちづくり・みちづくりの在り方の再構築を目指すにあたり、新たな街道である東北中央自動車道を連携・交流軸とした圏域の魅力と可能性の再認識・共有を図ることを目的に開催した。

平成30年度 第12回全国大会「しずおか大会」

平成31年2月 静岡県静岡市(700名)

第12回全国大会「しずおか大会」変わる東海道、広がる東海道。
〜街道が創る未来〜

時代とともに移り変わってきた東海道の意義・役割を様々な観点から検証し、全国の「みち」や「まち」と結ばれた新たな東海道時代へとつないでいくことを目的に開催した。